エンジニアとしてベンチャー企業でチャレンジ!

ベンチャー企業が多い業界

どういった業界が多いのか

新規性、成長志向といった観点から成長している業界にはベンチャー企業が多く集中しているように思います。IT業界や創薬などの医療分野もベンチャー企業が多い業界の1つです。金融、通信、不動産などの法規制が厳しく古い業界には、新たな風穴を開けるようなベンチャー企業が誕生するケースも珍しくありません。既存業界はマーケットが大きいので、新しいサービスやアイディア、技術などを取り込むことができれば一定の存在になれる可能性があります。既存企業の後追いで、同じことをやっているようでは、大手や既存企業とシェア争いになり、できたばかりのベンチャー企業が勝つことは難しいでしょう。ベンチャー企業ならではの新しいアイディアや技術、サービスがあれば成功する可能性が高まります。最近では、大手企業がベンチャー企業に出資するなどしてWin-Winの関係に持っていくことも増えています。

IT業界

IT業界は、昔から多くのベンチャー企業が進出しています。IT業界は、最先端を追い続けることが多いのでベンチャー企業が誕生しやすい業界でもあります。相性がいいのはいうまでもありません。IT業界にも大手企業はたくさんありますが、すでにシステムが成熟していたり、ルールが厳しかったり古い体質になっていることが多いようです。ベンチャー企業であればゼロから構築していくことができるので、新しいことを始めるにはベンチャー企業のほうが適しているといえます。

人材業界

人材業界のベンチャー企業は、人材派遣、人材紹介、求人、コンサルティングなどを事業にしていることが多いようです。大手企業がやりにくいことを事業にしているところも多いようで、ベンチャー企業ならではの事業が目立ちます。ベンチャー企業は社員数が少ないので社員教育に注力している会社が多いと思われます。また、そのノウハウを他社に提供しており、質の高いサービスを実現しています。

不動産業界

「家を売る」といった古い考え方にとらわれず、新しい方法やアイディアで不動産業界に参入しているベンチャー企業が増えています。不動産業界の事業としては、物件の仕入れ、販売、仲介、リノベーション、管理運営などがメインですが、ベンチャー企業はそれ以外にもITを駆使するなどして、より効率的な事業展開をしています。これまでは不動産は実際に現地へ見に行くことが当たり前でしたが、ネット上で内見できるシステムを開発したベンチャー企業もあります。ネット上で検索から内見ができ、気になった物件はそのままチャットを使って営業とやり取りができる便利なシステムです。ベンチャー企業はこのような既存の業界にも新しい仕組みを持って参入していっています。