まずは、働きたい条件を整理してどのような会社がいいか考えてみましょう。自分のスキルが活かせることはもちろんのこと、事業の内容や経営理念などからも検討してみましょう。興味のある会社があったらホームページなどで情報収集をしましょう。副業人材を募集しているかもしれません。求人サイトを見てみるのもいいと思います。
働きたいと思える会社があったら、自分のスキルや強みを棚卸しして、どのような価値をその会社に提供できるのか整理してみましょう。ベンチャー企業では即戦力を求めています。細かいスキルや具体的な実績を示すことができれば採用の可能性が高まります。また、エンジニアやデザイナーはポートフォリオを作っておくとより効果的にアピールすることができるでしょう。
書類選考が通り、面接に合格したら働くことができます。働く前には契約形態や業務内容を話し合います。企業によって契約形態はさまざまです。社員として契約することもあれば、個人事業主として業務委託契約を結ぶこともあります。ここで重要なのは、業務範囲を明確にしておくことです。どんな成果をどれくらいの期間で求められるのか、書面などにして残しておくことが大切です。
契約形態や業務内容にお互い問題がなければ契約を締結して実際に働き出します。後でトラブルにならないように契約書はきちんと確認してからサインするようにしましょう。ベンチャー企業では自分から仕事を推進していかなければなりません。そのためには、業務だけでなく、業界のことや同業他社のことなど、視野を広くしてさまざまな情報を学ぶべきです。
負担が大きすぎて本業に支障をきたすようでは副業の意味がありません。無理なく続けられるように労働条件を確認しておきましょう。土日のみや勤務時間が自由だと調整がしやすいでしょう。最近はリモート案件が増えているので、出社の義務がないほうが時間の融通が利きやすいでしょう。
ベンチャー企業で働くことによって、スキルを高められるか、他では経験できないことがあるかなど、自分にとって価値が高まる仕事先なのかも考えておきましょう。エンジニアの場合は、ただ単純な開発だけでなく、サービスの成長戦略やマーケティングまでやらせてもらえる環境だと、将来のキャリアに役立ちます。
働く先や案件の選択に迷ったら、その会社のビジョンや目標が自分に合っているのか確認してみるのもいいでしょう。その会社で働くことで社会課題にチャレンジできるような仕事ができるのであれば、今後のキャリアにもプラスになるはずです。