エンジニアとしてベンチャー企業でチャレンジ!

デメリット「価値観が合わないかもしれない」

価値観が合わない場合

ベンチャー企業は成長のスピードが速く、大きなやりがいを感じられる一方、エンジニアが働くうえでいくつかのデメリットも存在します。価値観が合わない可能性があることは、ベンチャー企業で働くデメリットの一つです。価値観が合わない職場で働くと、早期離職につながるリスクが生じます。ベンチャー企業では、特に社員一人ひとりの役割が重要になるため、会社全体の目標達成に向けて、社員同士のコミュニケーションや協力が不可欠です。そのため、自分自身の働き方に対する価値観と会社の文化が合っていないと、仕事へのモチベーションが低下したり、人間関係に悩んだりする可能性が出てくるのです。
だからこそ、ベンチャー企業で働くことを検討しているエンジニアは、自分がどのような働き方をしたいのか、どのような職場で頑張りたいのかなどの自己分析を事前にしっかりと行ったうえで行動に移すとよいでしょう。落ち着いて仕事に取り組みたいのか、それとも活気のある環境で働きたいのか、自分自身の価値観を理解することが、自分に合った企業を見つける近道になるはずです。

確認したいポイント

エンジニアがベンチャー企業で働きたいと思っても、価値観が合わないと長く活躍することが困難になります。特に、残業や社内イベントの多さなどは企業ごとに大きな差が見られ、エンジニアの働き方に対する価値観と合わない場合はストレスの元にもなりかねません。ベンチャー企業では、新しいサービスや製品を開発するために短い期間で集中的に作業を進める必要があり、残業が多くなる傾向が見られます。プロジェクトによっては遅くまで仕事をすることや、休日出勤しなければならない場合もあるかもしれません。また、社員同士のコミュニケーションを重視し、親睦を深めるために、頻繁に社内イベントが開催されるベンチャー企業も、好みが分かれる可能性があります。ドライな人間関係を好むのか、それとも何でも話せるような和気あいあいとした人間関係を好むのか、それによっても働きやすさの感じ方が異なるでしょう。
こうした残業や社内イベントの多さ、人間関係などは、人によっては負担の感じ方に差が出ます。個人の生活時間やプライベートの時間を大切にしたいエンジニアにとっては、デメリットとなる可能性が大いに考えられます。もし、例に挙げたような点に抵抗がある場合は、事前に企業の雰囲気や働き方について詳しく調べておくと安心です。企業のWebサイトや求人情報だけでなく、社員のインタビュー記事や口コミサイトなどを参考にするのも良いでしょう。